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中古PC(パソコン)は使えるか?

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何で『中古』なの?

はじめに、
「なんで、わざわざ中古パソコンを使わにゃならんの?」という疑問にお答えします。
実は、中古を使わなければならない積極的な理由はありません。
しかし、中古ではいけないという理由もありません。
もっともらしい答えとして、以下の要件を挙げておきます。

1.新品に比べて中古パソコンは、価格が安い。

2.新品に比べて性能は低いが、価格ほどの差はない。
  例えば、新品の10万円と中古の5万円を比べた場合、性能が2倍も違うことはない。
  (CPUの動作速度=クロックは2倍違っても、処理速度=実行時間が2倍も変わることはありません。)

3.新品と比べて保証の面で劣るが、新品だから故障しないというわけでもない。
  逆に、中古では動作確認が取れている分、安定しているとも言える。

4.新品の保証は、購入時の状態での話で、自分でメモリー増設やHDD交換を行った場合はもちろん、市販ソフトを入れただけでも保証適用外になってしまうので「保証」という意味が薄い。

5.極端な話、新品であっても、箱を開けて1度でも電源を入れたらその時点で「中古」になってしまうので、新品を購入するメリットを感じない。

などです。

※単純に『貧乏だから』というまことしやかな、しかし、非常に説得力のある説もあります。

中古パソコンはお買い得か?

次は、中古パソコンの価格面での優位性を考えてみましょう。
正直、中古パソコンは本体が安いというだけで、パソコンを使う立場から総合的な費用を考えると、とても安価だとはいえません。

なぜなら、パソコン本体を3万円で買ったとしても、WindowsなどのOSやWord、Excelなどのオフィス製品といったソフトウェアを一式揃えたら、それだけで、5〜6万円かかってしまいます。
(さらに、インターネットなどを利用するには、セキュリティソフトも必要です。)
これなら、単純に考えてもメーカー製の新品を購入したほうが、はるかに割安です。
したがって、単純に価格面だけで中古パソコンを選択することは避けるべきです。

中古パソコンを買って後悔しないためには、「なんで中古なの?」でも述べたように、購入対象のパソコンを新品と中古で比較して、それぞれのパソコンで有利な点を十分吟味した上で購入に踏み切るべきです。

それでも、敢えて中古PC(パソコン)を選ぶべき理由は?

価格的なメリットは絶対的な条件にならないことはお分かりいただけたと思います。

しかし、それでもなお「中古PC(パソコン)」でなければならない理由も存在します。
例えば、企業で業務に使用する場合には業務の都合上、旧式となった装置やインターフェースであっても『使いつづけなければならない』ことはよくあります。
この場合は、パソコンの能力・価格ではなく業務に必要な機能を備えているかどうかが問題ですので、選択の余地は非常に少なく なるわけです。

同様に、個人の場合でも、今は使っていないWindows、Word/Excelを活用したい、あるいは家族で共有しているメインマシンとは別に自分専用のサブマシンが欲しい、またはLinuxなどのOSを趣味や勉強で利用するというような用途であれば、十分に中古パソコンは購入を検討する対象となるでしょう。

中古パソコンをLinuxで使うには?

 もし、現在あなたが利用していないWindowsを持っていたら、ここを読む理由はありません。
たとえ、Linuxに興味を持っておられても、私には提供できる情報がありません。
次の「パソコンが趣味?」に進んでください。
ここからは、単純に書籍やホームページの紹介だけです。

 Linuxのインストールには、ムック本である「Fedora Core 5 でデスクトップ&OpenOffice.org」Locus (1,500円+税)がお薦めです。
(注)DVD版なのでDVDドライブ必須!

 CPUクロックが500MHz以下または、メモリ256MB以下なら「Fedora Core 2 入門」 Locus (1,500円+税)あたりにしておきましょう。
(古い本なので、古本屋でどうぞ。)

 LinuxもFedoraCoreになってからは、インストールがとても簡単になりました。
標準の設定のままで、OpenOffice(WordやExcel互換の無料ソフト)を使う程度であればWindowsを使うのと同じくらい簡単です。
でも、欲張って、たくさんのサービスを使おうとすると、その設定はWindowsより少し難しくなります。

もし、CD-Rを焼けるなら「Knoppix 日本語版」も選択肢の一つとなります。
Knoppixは、CD(またはDVD)1枚で起動でき、クライアントマシン(Office製品やインターネットの利用などが目的のパソコン)として主要な機能のほとんどを利用することができます。

(2007/01/10 追加)

ところで、Linuxの場合、ネットワーク接続が前提なので、Windowsと同様にウィルス対策が不可欠となります。
↓↓こちらから↓↓対策ソフトを入れましょう。(無料版です。)
 ・Avira AntiVir Personal - FREE Antivirus 
 ・avast! Linux Home Edition

Linuxの使い方や各種サービスの設定方法は、

yahooさんやGoogleさんでLinux 入門(yahoo検索の場合)をキーワードに検索しましょう。

実際問題として、中古パソコンでLinuxを使うことは、(個人差はあると思いますが)それほどストレスを感じることはないと思います。
Windowsとの見た目の違いに慣れれば、さほど操作に困ることもありません。
ただ、(FedoraCoreに代表されるような)今のLinuxでは、Windows98/Meを搭載していたころのパソコンで利用する場合は、動作が「軽い」とは感じられないと思います。

ちなみに、無料で使えるOffice製品の代表である「OpenOffice.org」には、Windows版もあります。
互換性や操作性の違いを確認しておいてもいいかと思います。
(慣れの問題と思いますが)個人的には、Linux版の漢字への変換操作の違いが気になります。

パソコンが趣味?

パソコンが趣味の場合、
1.パソコンという機械を扱うのが好きだ
2.プログラムを作ったり、HPで情報を発信したい
という2つのパターンがあります。

1に当てはまる人は、「ジャンク・Junk」や「起動しません」という言葉に反応しやすかったりします。(→えっ!私だけ?)
修理や改造に自ら好んで取り掛かり、満足できる動作に達するまで部品代をかけ続けます。
2の人は、寝食惜しんでパソコンとにらめっこします。
(→はぁ、これも私だけ?)
最新型のパソコンには興味があるけど、あえて新品を使う必要性も感じないので、プログラムやホームページを作成しながら別の中古パソコンでホームページのサーフをしています。

こんな人たちは、1人で2台・3台のパソコンを使うのはあたりまえのことなのです。

2台目、3台目のパソコンをわざわざ新品で揃えなくても中古で十分と考えるのは自然な流れだろうと思います。

でも長時間のVDT作業は健康上問題があるでしょう。あまり無理はされませんように。

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Update 2007/01/10 

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