IBM Thik Pad 535-MF9

仕様

CPU) Intel Pentium 133MHz

MEM) 8MB(オンボード)

HDD) 1.08GB(まだ生きてます。)

DSP) 10.4インチTFTカラー液晶

音源) Mwave DSP (Sound Blaster互換)

通信) モデム28.8Kbps/FAX14.4Kbps

FDD) 外付け(FD−05P)

CDD) 外付け(Panasonic KXL−DN740A)

その他) バッテリー(逝っちゃってます。)

変更・追加項目

メモリ増量) +32MB(合計40MB=最大)

OS) Microsoft Windows95 osr2

LAN) Buffallo WLI-PCM-L11(無線LANカード)
    ドライバは、Wireless LAN Driverのページから。
    このカードは、(PCMCIA)PCカードタイプ2対応
    で、カードバス非対応の古いパソコンでも
    利用できる数少ない無線LANカードです。

※Windows95osr2では、IE4.0をいれないと、アクティブ
 デスクトップが使えないので、操作感が違います。
 (Windowの扱いをWin98以降のOSとほぼ同等にします。)

このマシンの特徴は、携帯性のよさとタイピングタッチの
よさです。

でも、さすがに単独(スタンドアロン)での利用は無理です。

そこで、LAN接続を考えるわけですが、有線LANでは、
せっかくの機動性が損なわれてしまいます。

ここは、Windows95にも対応した無線LANカードを選択
しましょう。

これで、自慢のポイントができました。

ハードディスクの容量などは、かなり厳しいですし、
CPUの発熱も気になりますが、気楽に使えるマシン
になります。

起動時の画面
いまや「懐かしい」OSとなったWindows95です。

起動後のデスクトップ画面
常駐ソフトも入っているので、メモリも窮屈です。
MicroSoft Office97 を入れています。(が、使ってません。)

ホームページの表示
Internet Explorer 5 での運用です。
FLASHを使ったホームページは無理ですね。

フロッピーディスクはIBMの純正品です。

外付けCD−ROMはパナソニック製の4倍速です。
SCSIカードで繋ぐのですが、Windows95のインストール
には、DOS用のカードサービスドライバーをフロッピー
ディスクから読み込んで認識させなければなりません。

インストールおよび起動用のフロッピーディスクを
作っておかないと結構面倒なことになります。

ちなみに、TP-535のHDDを6GB程度に増設して
Windows98SEで使うとよさそうですが、インターネットや
メールチェックには、「ウィルスチェックソフト」を入れる
ことをお薦めします。(激重になって使えないかな?)

追記 2006.12.08

 フリーのセキュリティソフト「AVG Anti-Virus」(GriSoft)を
入れてみました。
OSはWindows95/OSR2です。
インストールをしようとすると、「DCOM95」が入ってないとダメだという
メッセージがでて、先に進めません。
メッセージ中にもマイクロソフトのリンクを張ってありますが、「DCOM95」
からダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルは、DCOM95のインストールファイルをZIPに
圧縮した「DC95Inst.EXE」です。
1.このファイルを(ダブルクリックなどで)実行すると、標準の状態で
 「C:\Windows\TEMP」フォルダ内に「x86」フォルダをつくり、ここに
 「Dcom95.Exe」というインストール用プログラムが展開されます。
2.「C:\Windows\TEMP\x86\Dcom95.Exe」を実行することで、「DCOM95」
 がインストールされます。
 DCOM95のインストール後、再起動をかけてインストールの終了です。
このあと、「AVG Anti-Virus」をインストールします。

注意)上記のDCOM95は英語版のものです。
また、「AVG Anti-Virus」はWindows9xのサポートを終了しています。

まあ、すでに過去の遺物となったWindows95を使い続ける意味は、
(業務用でない)「個人使用」ではあまりないと思いますので、
面倒な手順を避ける意味でもWindows Me/98を使いましょう。

さて、肝心の「AVG」をいれた結果はというと、「使えません。」
さすがに、Pentium 133MHz では、メール受信時の検査が遅すぎて
メールサーバーとの通信が切れてしまいます。
メールを1,2通づつ根気よく「受信」、「受信」と繰り返すことができる
ならいいかもしれませんが、普通には使えないでしょう。

ざ〜んねん!